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【北海道&東日本パスモデルコース?③ 】特急オプション券使い倒しで最北端へ!苫小牧〜稚内〜旭川編

この記事は約9分で読めます。

おはようございます!

兄です!

さて、北海道&東日本パス旅行記第三弾です。

前回の記事で、青森県の八戸港からシルバーフェリーに乗船・船内泊し、翌朝6時に北海道・苫小牧西港に上陸。試される大地最初の試練、6時22分発の特急すずらんに間に合うべく、予約していたタクシーで苫小牧駅へ向かった___。

この日の計画

2019/12/26(木)

6:00 苫小牧港着

〜タクシー(¥2,000)〜

6:22 苫小牧駅発

〜特急すずらん〜

7:14 札幌駅着

7:30 札幌駅発

〜特急宗谷〜

12:40 稚内駅着

13:20 駅前ターミナル①発

〜路線バス(中頓別行き、往復¥2,560)〜

14:10 宗谷岬着

14:55 宗谷岬発

〜路線バス(駅前ターミナル行き)〜

15:47 稚内駅前ターミナル着

17:46 稚内駅発

〜特急宗谷〜

21:26 旭川駅着

旭川市内泊

特急すずらん 札幌行き

個人的に高校野球でしか見たことない地名ランキング1位苫小牧。2位は菰野と寒川。

時刻は朝6時12分。

JR北海道苫小牧駅のロータリーに無事到着。間に合った。今回の計画の中で一番の懸念点をクリアして一安心。6時22分発の特急に乗れなかったらこれから先4日間の計画が大きく狂うところだった。

改札をくぐりホームへ降り立ちます。ついにやってきたよJR北海道!

わくわく…!
北に来た感。めちゃくちゃ旅情そそるよねこの駅標。

そして今日は、この日のために購入・発券しておいた「北海道&東日本パス 北海道線特急オプション券」を使い倒していくゥ!

「北海道&東日本パス 北海道線特急オプション券」とは?

「北海道&東日本パス 北海道線特急オプション券」とは、「北海道&東日本パス」と一緒に使える、北海道新幹線の新函館北斗~新青森間の立席(要は予約がなくて空いてる指定席)と、北海道内の在来線特急の普通車自由席を1日間乗り放題できる券です。(JR北海道公式を参照ください)

大人1枚6,110円で特急乗り放題になるのでめちゃお得!よっぽどのことがない限り自由席が埋まることはないと思っている。(※個人の感想です)

あくまでもオプション券なので2枚セットで使います。

乗りたい区間やタイミング・時期によっては、この特急オプション券よりも、えきねっとトクだ値で割引価格で予約したり、思い切って北海道フリーパス(連続する7日間、特急自由席の乗り降り自由。大人27,430円)を買っちゃうほうが安かったりもするので、事前の比較検討が肝心です。

ちなみにJR東日本とJR北海道の窓口でしか購入できないので、東海・西日本・四国・九州の方はご注意を。

(ちなみに、2022年9月1日から、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」という、JR北海道内の在来線特急、普通・快速列車の普通車自由席が6日間乗り放題で大人12,000円(!)という価格破壊がすさまじいおトク切符が発売されます。数量限定らしいからほんとは教えたくないやつ。)

そして時刻は6時22分。特急すずらん札幌行きに乗車。

特急においてある冊子読むのめちゃ好き。

うまそうだけど時期的にちょっと寒そう

7時14分。1時間もかからずあっという間に札幌に到着。

次に乗る30分発の特急まで18分間のインターバルで朝食の調達を済ませます。

特急宗谷 稚内行き ~冬の宗谷本線、車窓あれこれ~

7時22分。特急宗谷に乗車。早速朝食を広げます。

ここで少し違和感。なんと弁当の味がしない。。。

実はちょっと鼻がつまり気味で、鼻をかまないと味がわからない状態。せっかく食い倒れの大地に来たのに味覚を失うなんてとんだ生き地獄だ。何とかしないとなあ。

一口食べては鼻をかみ。よく噛んでサッポロクラシックで流し込み、おいしくいただきました!

ここからは冬の宗谷本線・特急宗谷の旅をダイジェスト写真でご紹介。

冬の天塩川をうねうね進む。速度的には特急というより停車駅の少ない普通列車って感じ。

稚内駅周辺散策

時刻は12時40分。宗谷本線の車窓を飽きることなく眺め続けること約5時間半。ついに稚内駅に到着しました。まじで飽きなかった。

日本最北端の駅標
日本最北端のホームです
ありがとうそしてお疲れ特急宗谷

最北端です。文字通りターミナル。

この写真でいかに雪が少ないかおわかりいただけるかと思います。ちなみに僕はこの時が初めての冬の北海道なので多いも少ないもわからないんですけどね笑

俺たちのセコマ。ちなみにここよりもっと北に2~3店舗あるので最北ではない。
ロシア語併記。 ちなみに私は読めます。(第二外国語ロシア語だった)

道の駅とリアル駅が融合した稚内駅。いろんな機能がコンパクトにまとまったきれいな駅です。

この黄色い線路止め?は駅舎移転前の位置のものらしい。
映画も観れちゃう稚内駅。最北の映画館。

そして駅周辺を一通り散策したところで、宗谷岬を目指します。

訪問可能な日本最北端・宗谷岬へ

稚内市は岬が2つありまして、そのうちの1つ、ノシャップ岬には稚内駅からバスで10分くらいで行けます。バスの本数も多いので便利。天気が良ければ利尻島や礼文島が見えるらしい。

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

これから目指す訪問可能な日本最北端の地・宗谷岬は稚内駅から路線バスで1時間弱、車だと30分くらいかかります。意外に遠いので注意。

駅に隣接している稚内駅バスターミナルの窓口で、記念乗車券が買えます。もちろん運賃は車内で普通に払ってもOK。値段はどちらも片道1,280円。

記念乗車券

13時20分。中頓別行きバスに乗り込みます。

路線バスにUSB充電ポートがついている神仕様。旅人に優しすぎる。

バスの車窓は撮り忘れましたが、雪!曇り空!以上!って感じでした。(伝われ)

バスに揺られること50分。宗谷岬バス停に到着。終点じゃないので寝過ごしには注意。

旅人ノートとかも置いてあっていい最果て感。
これこそ俺が求めていた最果て感。。。

ついに来たよ宗谷岬…!

雪がすくないと言ったって、九州育ちの都民には見たことがない量の雪そして吹雪、まるで海雪。

防寒最優先のファッション

旅人のお兄さんに頼んではいチーズ。

最北端のモニュメントの裏側から樺太方面を望む。

さすがにこの天気では樺太は見えず。さらに北を目指して、弁天島とか択捉島とか南樺太とか千島列島とか行ってみたいなあ。ソ連絶許。

ここ稚内市では、稚内・根室・佐世保・南大隅の4自治体で配布している「日本本土四極踏破証明書」の最北端バージョンがもらえます。(参考サイトはこちら

せっかくならほんまもんの最北端でもらってやろうと思い、宗谷岬の展望台内のBase宗谷を目指したのですが、雪で埋まっている階段。半分雪に溺れながらなんとかたどり着いたけど中は暗いし、なんか空いてないっぽい。改めて調べてみたら冬季は閉鎖されてるらしい。。。この気候ならそらそうだわ。

気を取り直して、あとで稚内駅でもらい直すことにしました。

ちょっとしたお土産屋さん

この日の気温は-6.2度。思ったより寒くないかも。いや寒いんだけど。

最果て感を楽しんだので、14時55分発のバスを待ちます。帰りは終点なので充電しながら爆睡。ありがとうございますありがとうございます。

稚内駅周辺散策

15:55でこの暗さ。

さて戻ってまいりました稚内駅。その足で稚内駅に隣接している観光案内所に向かいます。

観光案内所の方に声をかけて、受け取りました。

はいこちら!日本本土四極最北端の証明書です!賞状みたいでちょっとテンション上がっちゃうね。

(個人的には「本土」の定義とは…となるのですが、ここでの定義は写真のように注釈付きとなっています。まあ観光促進策なので。。。)

さて駅に戻ると時刻は16時10分。

中も結構きれいです。稚内駅。

17時46分発の特急宗谷の発車までまだ少し時間があります。

というわけで駅周辺を散策。そんなに雪が積もっていなかったので、南国育ちの僕でも余裕で散歩できました。

稚内港防波堤ドーム。ここにバイクを停めて初日の出を拝んでみたいという夢がありました。
堤防から稚内湾を望む。いつか樺太に行ってみたいなぁ。

というわけで、稚内駅周辺で見たかったところはあらかた見てしまった。時刻は16時30分。絶妙な残り時間。

そうだ、ノシャップ行こう。

稚内駅のバス停に戻って時刻表をチェック。ちょうど40分発のバスがあるじゃん!

ノシャップ岬へは「ノシャップ」バス停が便利です。終点ではないので注意。

というわけでバスに乗ってやって参りましたノシャップ!

時刻は16時50分

暗い!

バス停からノシャップ岬方向へ、街灯がまばらな道を歩きます。建物は意外に多いのよ。

そしてひときわ明るい看板にこの表示。

えっ

そら暗いわけだわ。

この先が岬なのですが、マジで光がなくてめちゃくちゃ怖かったし風と雪がえげつなかったので、「ここで足滑らせて頭打ったら誰も見つけてくれないな…」と思ってこれ以上進むことをやめました。戦略的撤退です。

おとなしくタクシーで稚内駅に帰って参りました。もはや慣れ親しんだ感まであるな。

特急宗谷 札幌行き ~試される大地に鉄道を走らせるということ~

時刻は17時40分。稚内駅ホームへ向かいます。

もうすっかり日が暮れた稚内駅ホーム
旭川までよろしく頼みます。
札幌~稚内の距離でほぼ九州縦断できます。北海道でかすぎんだろ。

特急オプション券を使い倒して特急宗谷に乗車。ありがとう稚内また来るね。

帰りは真っ暗なので車窓は楽しめず。しっかり爆睡しました。

ふとトイレに行こうと席を立ち、デッキに出たらこれ。

ガムテープ補修はあるあるって聞いたけどまさか実物を見ることになるとは…

試される大地に鉄道を通すとはこういうことなのか… 駅員さんの苦労と容赦ない自然に思わず頭が下がります…

そして時刻は22時ちょうど。

旭川駅に到着しました!

旭川初訪問!

旭川駅にて下車。今夜は旭川に泊まります。

買物公園
これでめっちゃ雪少ないらしい

旭川初訪問。駅前にでかいイオンもあったし、繁華街もいろんな店あるし、思ったより、そしてここまでの北海道の旅で一番でかい都市でびっくり。

無事ホテルにチェックインし、本日の旅はここまで。ホテルの宿泊記はまた別の記事にて書こうかなと思います!

明日は念願の旭山動物園初体験です。ワクワク。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

次回、【北海道&東日本パスモデルコース?④ 旭川満喫!そしてバス旅で釧路へ。めちゃくちゃスベり倒す…編】へ続く____。

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